※このサンプルアプリケーションはActcastOS 3 に対応しています
ai cast 上で動く ImageNet Classification のサンプルアプリです。 このアプリは通常の Raspberry Pi 用アプリと違い、Hailo-8 を用いて AI 処理を行います。
make
これにより src/resnet_v1_18.c
が ai cast 用にクロスコンパイルされて app/libresnet_v1_18.so
が生成されます。
src/resnet_v1_18.c
は HEF ファイルを扱うための C のプログラムで、コンパイルされた app/libresnet_v1_18.so
は Python プログラム(app/model.py
)から利用されます。
actdk に確認用 ai cast を登録します。
actdk remote add <IDENTIFIER_YOU_LIKE>@<REMOTE>
actdk run
により Actsim 上でアプリケーションの動作確認をすることができます。停止させるには Ctrl + C
を押します。
actdk run -a <IDENTIFIER_YOU_LIKE>
まずActcast に新規アプリケーションを作成します。
.actdk/setting.json
の app_server_id
を、先程作成したアプリケーションの ID に変更します。
アプリケーションをアップロードし、実機にインストールします。
display
: HDMIディスプレイへ撮影画像と分類結果top-10の描画を行う。camera rotation
: 撮影画像を回転する (0 or 90 or -90 or 180)。ただし、カメラが回転に対応している必要がある。もし対応していなければ本設定は無視される (raspberrypi-bullseye では未対応)。horizontal flip camera
: 撮影画像を左右反転する。ただし、カメラが回転に対応している必要がある。もし対応していなければ本設定は無視される。target class IDs
:1,30,2,52,999
のようなカンマ区切りの対象クラスID(空は全クラス指定を意味する)。この一覧に含まれているクラスのみがActcastへの通知対象となる。- 例:
954,673
は "banana" と "mouse" を通知対象とする設定
- 例:
probability threshold
: 確度がこの閾値を越えたら通知を行う。crop or resize
: 撮影画像を必要なサイズへリサイズする際の方法 (raspberrypi-bullseye では未対応)
root.tar
は Hailo-8 を扱うのに必要なツールチェインが同梱されています。