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| 1 | +--- |
| 2 | +title: "IoTハッカソンに参加した話" |
| 3 | +description: "" |
| 4 | +slug: 200230701-iot-hackathon-after |
| 5 | +date: 2023-07-01T03:23:21+09:00 |
| 6 | +image: cover.jpg |
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| 9 | +categories: |
| 10 | + - Diary |
| 11 | +tags: |
| 12 | + - Diary |
| 13 | + - Event |
| 14 | + - IoTハッカソン2022 |
| 15 | + |
| 16 | +links: |
| 17 | + - title: 2022 年度 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS |
| 18 | + description: 学生や初学者エンジニアを対象とした IoT システム開発のスキルアップイベント、2022 年度も各地で開催! |
| 19 | + website: https://webiotmakers.github.io/2022/ |
| 20 | + image: https://webiotmakers.github.io/static/images/2021/template/logo-320@2x.png |
| 21 | + - title: Web×IoT メイカーズチャレンジ 作品ギャラリー |
| 22 | + description: 2017 年度以降、全国各地で開催された講習会&ハッカソンにご参加いただいた皆さんの作品集です。 |
| 23 | + website: https://webiotmakers.github.io/gallery/?location=%E6%B2%96%E7%B8%84&year=2022 |
| 24 | + image: https://webiotmakers.github.io/static/images/2021/template/logo-320@2x.png |
| 25 | + - title: Team-ieB2/SleepBreakthrough |
| 26 | + description: ラズパイを使用した、車載用居眠り検出システム. |
| 27 | + website: https://github.com/Team-ieB2/SleepBreakthrough |
| 28 | + image: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c2/GitHub_Invertocat_Logo.svg/400px-GitHub_Invertocat_Logo.svg.png |
| 29 | +--- |
| 30 | + |
| 31 | +2023年1月14日に、IoTハッカソンに参加した。 |
| 32 | + |
| 33 | +そのことをブログに書こうと思っていたが、大会が終わって半年近く経ってしまった。 |
| 34 | + |
| 35 | +今、思い出せる範囲で振り返りを残そうと思う。 |
| 36 | + |
| 37 | +# IoTハッカソンとは |
| 38 | + |
| 39 | +正式名称は「Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS」というらしい。 |
| 40 | + |
| 41 | +めちゃくちゃ簡単に説明すると、ラズパイを使用してIoT作品作ろうぜって大会です。 |
| 42 | + |
| 43 | +詳細は[ここから](https://webiotmakers.github.io/2022/)。 |
| 44 | + |
| 45 | +# チームメンバー |
| 46 | + |
| 47 | +チームメンバーは私を含め5人で参加した。 |
| 48 | + |
| 49 | +私はチーム内のリーダを務め、進捗管理やタスクの分担を行いながら、ラズパイの設定や環境構築などを行った。 |
| 50 | + |
| 51 | +チームメンバーのうち2人はハードウェアを担当してもらい、ラズパイに接続するセンサーの配線や加工、ケースの作成を行ってもらった。 |
| 52 | + |
| 53 | +残り2人はソフトウェアを担当してもらい、ラズパイ内で動かすプログラムの作成や、[IFTTT](https://ifttt.com/)を使用したプログラムの作成を担当してもらった。 |
| 54 | + |
| 55 | +# ハンズオン講習会 |
| 56 | + |
| 57 | +大会の1ヶ月ほど前に、ハンズオン講習会に参加した。 |
| 58 | + |
| 59 | +そこでは、ラズパイを用いた開発方法やセンサーの扱い方などをとても丁寧に説明してもらった。 |
| 60 | + |
| 61 | +サポートもとても手厚く、チームメンバー全員が多くの知識を身につけることができ、とてもいい機会となった。 |
| 62 | + |
| 63 | +# ハッカソンと言っても、開発期間は1日ではない |
| 64 | + |
| 65 | +IoTハッカソンと聞いていたものだから、ハッカソン当日から開発を行い、最終日に発表かと思いきや、 |
| 66 | + |
| 67 | +なんとIoTハッカソンは当日までに作品を完成させ、当日に発表を行う方式だった。 |
| 68 | + |
| 69 | +これまでハッカソンには2、3回ほど参加してきたが、開発期間が1ヶ月以上あるものは初めてだったため、 |
| 70 | + |
| 71 | +開発に時間を注げる安心感と、求められるクオリティーが高くないかの不安があった。 |
| 72 | + |
| 73 | +# 作ったもの |
| 74 | + |
| 75 | +今回のIoTハッカソンのテーマが、「社会課題を解決」と「沖縄の車社会問題をIoTを用いてDX推進解決」だったので、車載搭載型の安全運転支援システムを開発した。 |
| 76 | + |
| 77 | +その名も「眠眠突破」。カメラを使用して顔の動きや目の動きから、居眠りの前兆を検知し、警告する行う。 |
| 78 | + |
| 79 | +さらに、別途車両に接続したOBD2モジュールを使用し、車両の走行速度を取得し、法定速度以上に達すると警報を鳴らすようになっている。 |
| 80 | + |
| 81 | +作品のソースコードは[こちら](https://github.com/Team-ieB2/SleepBreakthrough)から。 |
| 82 | + |
| 83 | +# ハッカソン当日までの作品制作 |
| 84 | + |
| 85 | +終わって半年経ったので、今だから話すが、ハッカソン当日まで残り3日の時点で開発を始めた。 |
| 86 | + |
| 87 | +それまでは活動をしていなかったわけではないが、制作物の決定や、部品の発注などで時間をとってしまい、 |
| 88 | + |
| 89 | +作品制作開始に遅れをとってしまう形になってしまった。 |
| 90 | + |
| 91 | +残り3日で、チームメンバー全員死にそうになりながら必死に開発を行った。 |
| 92 | + |
| 93 | +時には発注した部品が使えず、部品を探すために深夜から県内各地のドンキやゲオに突撃し代替部品を探し回ったりもした。 |
| 94 | + |
| 95 | +とても大変だったが、個人的にはこのチームで開発ができてとても楽しかったと思っている。 |
| 96 | + |
| 97 | +# ハッカソン当日 |
| 98 | + |
| 99 | +無事に当日までには動くものを作ることができ、プレゼンも無事に行うことができた。 |
| 100 | + |
| 101 | +審査員からのウケはあまり良くなく、OBD2を使用した車速取得はあまり評価されなかったのが残念だった。 |
| 102 | + |
| 103 | +けど、無事にプレゼンも行えて、チームメンバーが誰も死なずにイベントが終わったのでよかった。 |
| 104 | + |
| 105 | +# 反省 |
| 106 | + |
| 107 | +あげればキリがないが、大きなものは「Web要素を疎かにした」ことと「部品発注時の仕様確認を疎かにしてしまった」ことがある。 |
| 108 | + |
| 109 | +「Web要素を疎かにした」については、ラズパイの開発に多く力を注いでしまい、形あるアプリケーションを作らず、外部のアプリケーションと連動する形をとってしまったことが反省としてある。 |
| 110 | + |
| 111 | +もう1つの「部品発注時の仕様確認を疎かにしてしまった」は、注文時に大丈夫だろうと思っていたものが、手元に届いた時に使えないと言ったケースがあり、その結果県内のドンキやゲオを駆け巡ることになってしまったのが反省である。チームメンバーすまんかった。許してくれ。 |
| 112 | + |
| 113 | +# 来年のIoTハッカソン |
| 114 | + |
| 115 | +今のところ、来年も同じメンバーで参加したいなと思っている(全員が就活とかで忙しくなければ)。 |
| 116 | + |
| 117 | +来年はIoTの部分だけでなく、Webの部分にも力を入れて開発を行いたい。 |
| 118 | + |
| 119 | +あと、部品発注する時は、目から血が出るまでちゃんと確認してから注文したい。 |
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