本書では「DeZero」というディープラーニングのフレームワークを作ります。DeZeroは本書オリジナルのフレームワークです。最小限のコードで、フレームワークのモダンな機能を実現します。本書では、この小さな——それでいて十分にパワフルな——フレームワークを、全部で60のステップで完成させます。それによって、PyTorch、TensorFlow、Chainerなどの現代のフレームワークに通じる深い知識を養います。
フォルダ名 | 説明 |
---|---|
dezero | DeZeroのソースコード |
examples | DeZeroを使った実装例 |
steps | 各stepファイル(step01.py ~ step60.py) |
tests | DeZeroのユニットテスト |
本書で使用するPytnonのバージョンと外部ライブラリは下記の通りです。
またオプションとして、NVIDIAのGPUで実行できる機能も提供します。その場合は下記のライブラリが必要です。
- CuPy (オプション)
本書で説明するPythonファイルは、主にstepsファルダにあります。 実行するためには、下記のとおりPythonコマンドを実行します(どのディレクトリからでも実行できます)。
$ python steps/step01.py
$ python steps/step02.py
$ cd steps
$ python step31.py
DeZeroの他の実装例はexamplesにあります。
本書の正誤情報は、🔎 正誤表ページに掲載しています。
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