From 113253d3ec1086fd44bf5e01de6c4a50c723a6aa Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: omonomo Date: Thu, 4 Jan 2024 18:05:46 +0900 Subject: [PATCH] =?UTF-8?q?[Update]=20=E6=96=87=E8=A8=80=E4=BF=AE=E6=AD=A3?= MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit --- README.md | 29 +++++++++++++++-------------- 1 file changed, 15 insertions(+), 14 deletions(-) diff --git a/README.md b/README.md index 95f10d34..85183462 100644 --- a/README.md +++ b/README.md @@ -1,7 +1,7 @@ # 全角英数や半角カナが判別しやすい、文字間隔調整機能付き等幅フォント「Cyroit」 Cyroit (しろいと) はプログラミングにもお使いいただける日本語等幅フォントです。 -プログラミング向け合成フォントとして評価の高い [ricty](https://rictyfonts.github.io) の生成スクリプトで遊んでいるうちに、フォント製作の沼にはまってしまったために誕生しました。 +プログラミング向け合成フォントとして評価の高い [ricty](https://rictyfonts.github.io) の生成スクリプトで遊んでいるうちに、フォント製作の沼にはまってしまったことで誕生しました。 全角英数記号や半角カナ等にアンダーラインが引いてあるため、全角・半角の組み合わせになっている括弧や、誤って使われている全角チルダなどをすぐに見つけることができます。 全角スペースや半角・ノーブレークスペースを可視化したバージョンも用意してあり、使い分けて使用できます。 @@ -75,7 +75,7 @@ Cyroit (しろいと) はプログラミングにもお使いいただける日 - ccmp によるアイヌ語カナ表記に対応しています。 - vert のみですが、縦書き表示に対応しています。 - calt を利用して、等幅のままでラテン文字 (一部除く) の文字間隔を調整するようにしています。 -- 同じく calt を利用して整数に桁区切りマークを表示させています。また桁区切り表示版は小数が少し小さく表示されます。 +- 同じく calt を利用して整数に桁区切りマークを表示させています。また桁区切り表示付き版は小数が少し小さく表示されます。 - 桁区切りマークは、上の表示が4桁区切り (36桁まで)、下の表示が3桁区切り (39桁まで) になります。4桁区切りは0と1が続いた時のみ表示されます。 - 通常版に限りますが、各 ss を有効にすることで機能や見た目をカスタマイズすることができます。 - 記号を置き換えるタイプのリガチャには対応していません。 @@ -142,7 +142,7 @@ Cyroit は、以下の環境でビルドできることを確認しています Cyroit の生成には5つの Shell スクリプトを使用します。 -**`run_ff_ttx.sh`** +#### `run_ff_ttx.sh` 一連の処理を自動化します。 `-F` オプション以外の時はグリフや機能に関係なくフォント名が Cyroit になり、オブリーク体を生成しません。 @@ -153,13 +153,14 @@ Cyroit の生成には5つの Shell スクリプトを使用します。 `-h` ヘルプを表示します。 `-d` 下書きモード。時間のかかる処理を飛ばします。改変したグリフを確認するのに便利です。 `-C` calt を設定する直前で処理を終了します。 -`-p` `-C`オプションの続きを実行します。元のフォントを残すので、カーニング設定の調整を繰り返す時に重宝します。 +`-p` `-C` オプションの続きから実行します。元のフォントを残すので、カーニング設定の調整を繰り返す時に重宝します。 `-c` calt に対応しないフォントを生成します。 `-e` Nerd Fonts 無しのフォントを生成します。 `-S` ss 対応のフォントを生成します。 `-F` 完成品を生成します。全てのバージョンを生成しますので時間がかかります。気長にお待ちください。 -**`font_generator.sh`** + +#### `font_generator.sh` FontForge のスクリプト機能を利用してフォントの合成と改変を行います。 オプションを指定することでフォントの見た目や機能を変更することが出来ます。 @@ -171,7 +172,7 @@ FontForge のスクリプト機能を利用してフォントの合成と改変 - オプション `-h` ヘルプを表示します。 -`-V` 生成するフォントのバージョンナンバーを表示します。 +`-V` 生成するフォントのバージョンナンバーを表示します。`version.txt` の内容を参照します。 `-f /path/to/fontforge` FontForge コマンドのパスを */path/to/fontforge* に指定します。 `-v` 生成時の経過を詳しく表示します。 `-l` 一時作成ファイルを残します。 @@ -185,12 +186,12 @@ FontForge のスクリプト機能を利用してフォントの合成と改変 `-s` 桁区切りマークを表示させません。 `-e` Nerd fonts を追加しません。 `-o` オブリーク体を生成しません。 -`-d` 下書きモードで生成します。時間のかかる処理を飛ばします。 +`-d` 下書きモードで生成します。時間のかかる処理を飛ばしますが、完成品と見た目が少し異なる文字があります。 `-S` ss 対応のフォントを生成します。自動的に -Zzts オプションが付加されます。 -`-P` font_generator は一旦全ての機能を実装した後、オプションの内容に従って機能を省いていきますが、その直前で処理を終了します。 -`-p` `-P`オプションの続きを実行します。 +`-P` font_generator は一旦全ての機能を実装した後、オプションの内容に従って機能を削っていきますが、その直前で処理を終了します。 +`-p` `-P` オプションの続きから実行します。 -**`table_modificator.sh`** +#### `table_modificator.sh` font_generator で作成したフォントの情報を FontTools 内の ttx を使用して書き換えます。 @@ -202,11 +203,11 @@ font_generator で作成したフォントの情報を FontTools 内の ttx を `-g` gsub を書き換えません。 `-t` その他のテーブルを書き換えません。 `-C` calt を書き換える直前で処理を終了します。 -`-p` `-C`オプションの続きを実行します。 +`-p` `-C` オプションの続きから実行します。 `-b` calt 作成時のカーニング設定を基本ラテン文字に限定します。 `-r` テーブルを新規作成せず、既に存在しているファイルを使用して書き換えを実行します。 -**`uvs_table_maker.sh`** +#### `uvs_table_maker.sh` フォント合成時に失われた、IVS 関連の cmap を作成し直します。作成したデータは table_modificator で使用します。 @@ -215,7 +216,7 @@ font_generator で作成したフォントの情報を FontTools 内の ttx を `-l` 一時作成ファイルを残します。 `-N string` 名前が *string*-Regular のフォントに対するテーブルを作成します。 -**`calt_table_maker.sh`** +#### `calt_table_maker.sh` calt を作成します。作成したデータは table_modificator で使用します。 @@ -228,7 +229,7 @@ calt を作成します。作成したデータは table_modificator で使用 ## メモ -- 使用するソフトウェアによって、縦書きや異体字、桁区切りマークが表示されない、また文字間隔が調整されないことがあります。 +- 使用するソフトウェアによって、縦書きや異体字、桁区切りマークが正しく表示されない、また文字間隔が調整されないことがあります。 - また「前後関係に依存する字形」や「リガチャ」を有効にすることで、桁区切りマークや文字間隔調整機能が働く場合があります。 - 一部グリフに不統一なところがありますが、複数のフォントを合成しているためであり、仕様となります。 - 行間が広めにとってあります。ダイアクリティカルマークがたくさん付いた文字もきちんと表示させるためです。