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03_Office365Account.md

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Office 365 アカウントを準備する (PowerApps アプリ開発の準備)

PowerApps でアプリケーションを開発する ためには Office 365 のアカウントが必要です。

勤務先などで Office 365 のアカウント (=組織アカウント) を使っている人は、そのアカウントを使ってハンズオンを進めることができます。 ただし Office 365 を使っていても、PowerApps のライセンスが割り当てられていないことがあります。また「自習のために会社のアカウントを使うのは控えたい」という場合もあるかもしれません。

以下では、Office 365 のアカウントを持っている場合、持っていない場合に分けて、 PowerApps を利用する準備を行います。


Office 365 のアカウントを持っている場合

  1. PowerApps のサイト に接続します。

  2. Office 365 のアカウント でサインインを実行してみます。

  3. PowerApps のライセンスが割り当てられている場合は、PowerApps サイト が開きます。

    サイトにサインインできれば準備は完了です。 PowerApps アプリ開発 に進んでください。

上記の手順でPowerApps のサイトを開けない場合は、PowerApps のライセンスが付与されていないことが考えられます。
PowerApps には Community Plan というプランがあります。これは Office 365 のアカウントを持っているが PowerApps のライセンスは付与されていない場合に利用できるものです。開発したアプリを社内で共有することはできませんが、自分一人で使用する範囲では無償で PowerApps が使えるというものです。

Office 365 のアカウントを持っていない場合、または PowerApps のライセンスが付与されていない場合は、以下の手順で Community Plan を試してみてください。

  1. PowerApps Community Plan にサインアップします。

    PowerApps Community Plan に接続して、無料ですぐに開始 をクリックします。

  2. メールアドレスを入力してサインアップします。

  3. サインイン画面同意画面 が順に表示されるので、指示に従います。

  4. PowerApps ポータル画面 が表示されれば、準備は完了です。

    PowerApps アプリ開発 に進んでください。


Office 365 のアカウントを持っていない場合

Office 365 のアカウントを持っていない場合は、Office 365 無料試用版 にサインアップすることで PowerApps も利用できるようになります。
試用版なので期限はありますし、実務に利用することはできませんが、PowerApps の学習を進めることはできます。

  1. Office 365 Enterprise E3 無料試用版 にサインアップします。

    Office 365 Enterprise E3 無料試用版 に接続します。

  2. 必要事項 を入力します。

    メールアドレスにはすでにお持ちのメールアドレスを入力します。

  3. ユーザーID の作成 をします。

    ユーザーID は今回作成する ID です。他の人が既に登録済みのものは指定できません。

  4. お持ちの携帯番号を入力して、認証コードを送信します。

    認証コードは SMS で送信されてきます。

  5. 送られてきた認証コードを入力します。

    試用版の Office 365 のテナントが作成され、ユーザーID が使用できるようになります。

以上で Office 365 アカウントの準備は完了です。PowerApps アプリ開発 に進んでください。