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「維持すべき挙動」の仕様化・ドキュメント化 #66
Comments
いくつか補足です。
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少し私見を述べます。
という命題に、私は同意していません。 perl ではスマートマッチ機能が一度公式化されたものの、その後実験的機能に格下げになった例を思い出します。 熟慮して慎重に決定した仕様をドキュメントに記載したところで、「利便性」「直感的」「安全性」「周囲の状況の変化」など様々な理由で、不評な動作は変更を迫られることもあるし、時の経過とともに過去の決定が適切で無くなる場合もあるということです。 デフォルト動作を変えたい、もしくは変えるべき、ということならば、正面切ってそういう議論をしたらいいと思います。 |
立てたことを忘れていました…。 @t-tk さんのを読んで私が感じ取った一つの重要なポイントは
という感じでしょうか。確かにその観点は抜けていました。というわけで少し考えてみました。例えば,こんな考え方はどうでしょう?
ドキュメントは記録であって,何につけても大事なんじゃないかと思っています。
これもその通りです。慎重さは大事にしたい一方,「変えてはいけない」理由が「枯れていて,普及もしているから」,以上! …で終わられてしまうと,なんだかスッキリしないのが私です。
はその通りで… ただ,現時点では「変えたい」という発議をしても,取り合って貰えない感じがしているのは私だけでしょうか? |
取り留めのない雑談になりますが… pTeX および関連ソフトについてざっと振り返ってみると、 2007年頃の雰囲気は、ASCII社さんによるpTeX, pLaTeXの開発が収束に向かいつつある一方、 また、p{,La}TeXはASCII社さんが開発・公開してきたソフトなのだから、 一方、最近の欧文LaTeXの激しい動きにpLaTeX, upLaTeXを追従させるべく 2007年のupTeXの仕様決めの際にTeX掲示板でご意見を募り、pTeXのしがらみを断つ方が望ましい項目として 焦点は、p{,La}TeXを取り巻く状況が変化する中、2018年の現在から将来を見据えてp{,La}TeXの仕様はどうあるべきか、ということになると思います。 それでもあえて、「コミュニティー版としてp{,La}TeXの仕様の見直しをする」のは、
消極的賛成、と消極的反対と、どちらでも構わない派と色々いらっしゃると思います。
その有り難味はよく分かります。 |
冒頭に挙げられていた挙動と対策について、私がよく分かっていない点もありますが、方針を議論してみます。ドキュメント化は適宜することとして。
以下私見を言います。 「[1] (案2) 寸法が同じでグルー設定が正常な jis 系に変更する」
でも良いように思います。 |
これは #70 に関連しますね。もし,「巻き戻す手段さえ用意すればデフォルトを変えて良くしてもよい」のであれば, #70 を実装するモチベーションにはなるかもしれません。
に関連しますが,[1] メトリック然り,[2] abstract インデント然り,『従来の挙動を好ましいと思っている人,特に再定義等せずそのまま使っている方』って,どれくらいいらっしゃるのでしょうか?
(u)jclasses のおかしな点は,私もイマイチ把握できていなくて,すぐには出てきません。 # もし,今の状況が「把握したくても把握できない・把握するのが難しい」だとすれば,名前を変えた新しい“良い”ものを作りたいと思い立った方々にとって,極めて不幸な状態ですよね。
縦組クラスがない,が代表です。あとは,「jsclasses が“やり過ぎ”で好みが分かれる」という意見は見たことがあります(jsclasses に未だに open なまま残っている texjporg/jsclasses#62 も,細かい話ですがこれに該当すると思います)。比較的新しい jlreq.cls を使えばいい,という意見もありえて,何を標準・推奨とすべきかが一意に定まらない難しさがあります。(なので,標準・推奨を定めないのが無難そう。) |
は理想的にはそう思っていますが、現実的には巻き戻す手段を実装する労力がつらい場合もあると思います。さらに、「巻き戻す手段のメンテナンスコスト」が将来にわたって重荷になるようだと悲しいです。 [2] (u)jclasses の article 環境のインデント設定のようなケースでは、
文書クラスの場合は、たとえ初心者でもいくつかの候補から選ぶ性質のものなので、標準・推奨を定めないのは腑に落ちます。 [1] pTeX, pLaTeX の標準メトリックのケースでは、 バイナリーで提供しているもの、依存関係がややこしいもの、大量のファイルが関連しているもの、動作を熟知していないとコントロールが難しいもの、などの場合は「旧版は過去のソースを使ってください」と言いづらいです。その場合は、巻き戻す手段をひとまとめにしたパッケージの類が有用と思います。
ケースとしては以下のようでしょうか。
default変更によるプラスの効果を期待するのは2aの層です。 |
もう一つ論点がありました。
これには大いに賛成です。ただし、程度の問題はあると思います。 旧仕様を好む一部のユーザーさんには手間になりますが「旧版は過去のソースを使ってください」を一律にお願いする、という方針もあり得ると思います。 例えば、下記はどうでしょうか。
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標準フォントの件、 #73 に移動します。 ふと疑問に思ったのですが、 jis-v と比較し upLaTeX では、jis-v.pl ベースに upjisr-v.pl を作成しそちらをデフォルトにしました。 |
pLaTeX / upLaTeX の「デフォルトの」挙動が良くない,という意見を時々見かけます。それらは「組版の互換性」などという名分で,今まで texjporg では触れてきませんでした。例えば
ちょっと
が詰まりすぎる等)などです。これらについて,作者側・メンテナ側から「それは意図通りなので変えるつもりはありません」というように明言されたケースは(少なくとも私は)記憶にありません。
個人的な意見ですが,挙動と仕様は違うと思います。具体的には「作者・メンテナ自身が公式ドキュメントに書いていない挙動は,仕様ではない」,従って「変化しても文句は言えない」という考えです。
# 実際,dvipdfmx の PDF BoundingBox 選択律は,TeX Live 2017〜2018 の間に互換性がなくなりました。失われました。これもドキュメントがなかったことが一因ではと思います。
本当に変わってはいけないのであればそれは公式ドキュメントに書くべきで,そうしないと皆さん安心して使えないのだと思います。そこで,ドキュメント化を進めたいと思います。
さしあたり気になっているのは以下の2点です。
ひとまず私自身の「変えたい」「変えたくない」みたいな希望の主張は控えます。ドキュメント化を進めて安心して使える状態を作ることが主目的なので。
「jclasses は凍結」みたいな主張はナンセンスだと思っています。LaTeX カーネルも pLaTeX カーネルも pTeX エンジンも組版挙動が変化{する可能性がある,し続けている}状況の中で jclasses.dtx のソースコードだけ凍結することに意味はないと思うからです。
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