= uim-toolbar = ## これは何? ## 使用中の入力方式のモード表示/切り換えや各種ツールを起動するバー。 右クリックメニューから、各種ツールを起動する事ができます。 * スタンドアローンタイプ * uim-toolbar-gtk * uim-toolbar-qt * uim-toolbar-qt4 * システムトレイタイプ * uim-toolbar-gtk-systray * パネルアプレットタイプ * uim-applet-gnome * uim-applet-kde * uim-applet-kde4 なおuim-toolbar-qt、uim-applet-kde、uim-toolbar-qt4とuim-applet-kde4は標準では含まれません。uim-toolbar-qtとuim-applet-kdeは'''--with-qt'''、uim-toolbar-qt4とuim-applet-kde4は'''--with-qt4'''をつけてuimをコンパイルする必要があります。 ## 使い方 ## スタンドアローンタイプはターミナルエミュレータなどからuim-toolbar-gtk、uim-toolbar-qtもしくはuim-toolbar-qt4を起動します。 ``` $ uim-toolbar-gtk & ``` 起動中のツールバー左端をダブルクリックすると畳めます(1.3.0以降)。 起動位置を指定したい場合は以下のようにする。 ``` $ uim-toolbar-gtk +20+20 & ``` ``` $ uim-toolbar-qt -geometry +20+20 & ``` Qt4版 (uim-toolbar-qt4) はuim 1.7.0から指定できるようになりました。 ``` $ uim-toolbar-qt4 -geometry +20+20 & ``` システムトレイタイプはシステムトレイが存在する状態でuim-toolbar-gtk-systrayを起動します。 ``` $ uim-toolbar-gtk-systray & ``` パネルアプレットタイプは、GNOME/KDEパネルなどにアプレットの1つとして追加して使います。 アプレットはパネルの右クリックメニューなどから追加できます。 ### 手書き入力パッドボタン ### [uim-tomoe-gtk](http://sourceforge.net/projects/tomoe/)を別途インストールする必要があります。 ### ヘルプボタン ### wikiページを参照します。 ### ファイル ### ~/.uim.d/customs/custom-toolbar.scm:: [UimPref](UimPref.md)の「ツールバー」ファイル。 ## カスタマイズ可能な項目 ## ### ツールバーの変数 ### | 動作 | 変数名 | 指定できる値 | 標準値 | |:---|:----|:-------|:----| | 入力方式切り換えメニューを有効にする | toolbar-show-action-based-switcher-button? | #t #f | #t | | 変更の適用範囲 | imsw-coverage | 'focused-context
'app-global
'system-global
'system-global
フル機能の入力方式切り換えツール toolbar-show-switcher-button? #t #f #f
設定 toolbar-show-pref-button? #t #f #t
日本語辞書ツール toolbar-show-dict-button? #t #f #f
入力パッド toolbar-show-input-pad-button? #t #f #f
手書き入力パッド toolbar-show-handwriting-input-pad-button? #t #f #f
ヘルプ toolbar-show-help-button? #t #f #f

ツールバーの変数の依存関係

既知のバグ

システムトレイ版で各ボタンの幅が狭くなる

多くのシステムトレイは、アイテム1つに対してアイコン1つという仕様になっていますが、uimではアイテム1つに対して複数のアイコンを詰め込んでいるためです。

起動するアプリを変更できない

現在のところハードコードされているので、変更するにはソースコードを直接編集する必要があります。

トレイの高さが32px以下だとアイコンが全部表示されない

仕様?