汎用的なデバイスで構成される高速な書影撮影システム
- 書影(本の表示画像)キャプチャ用のスキャナデバイス
- 本を置いたら自動撮影
- 表紙・裏表紙・背の3面を高速撮影(2秒程度)
- ネットワーク接続なしでスタンドアロン動作
Windows:
- Anaconda Python3.7 をインストール
- libjpeg-turbo をインストール libjpeg-turbo-1.5.3-vc64.exe
- Visual C++ Redistributable Packages for Visual Studio 2013をインストール(pyzbarが依存)
conda install opencv==3.4.2
pip install -r requirements.txt
python capture.py
キー | 役割 |
---|---|
0 | コントローラーリセット |
1 | 上面のカメラに切り替える |
2 | 下面のカメラに切り替える |
3 | 背面のカメラに切り替える |
4 | 距離センサのテスト |
c | カメラの設定画面を開く |
ESC | システム終了 |
Enter | 手動撮影 |
1→c 2→c と操作することで各カメラの設定を順次調整できます。調整結果は保存されません。
- Arudinoシールド互換サイズ
- MOSFETによる12V制御回路×4
- 各種センサ向けのコネクタ(2.5mmピッチ・XHシリーズ)
- Pololu Arduino library for VL53L0X
- 光電センサ Z2T-2000N を本が置かれたことを検出するセンサとして採用
- UVC規格の汎用的なUSBカメラに対応
- カーリルではIPEVO社製V4Kを採用(800万画素)
- 各カメラを独立したUSBポートに接続すること(USBハブを用いた場合は帯域不足となる)
- 輸送後にはフォーカス設定が変動する場合があります。最適な画質になる設定にソースコードを調整してください。
- 2019年12月購入以降のV4Kにおいて、色温度の設定が自動化できない不具合を確認しています。この問題はopenCV側の不具合の可能性があります。cコマンドによるマニュアル設定をお願いします。
- 0.0.1 Work in progress
- 1.0.0 正式リリース
- 1.1.0 V4K最新ファームウェアに対応
- 1.2.0 V4K最新ファームウェアに対応