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高速な書影撮影システム「オープンブックカメラ」

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CALIL/openbookcamera

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Open Book Camera v1

汎用的なデバイスで構成される高速な書影撮影システム

コンセプト

  • 書影(本の表示画像)キャプチャ用のスキャナデバイス
  • 本を置いたら自動撮影
  • 表紙・裏表紙・背の3面を高速撮影(2秒程度)
  • ネットワーク接続なしでスタンドアロン動作

システム構成

Installation

Windows:

conda install opencv==3.4.2
pip install -r requirements.txt
python capture.py

キーボード操作

キー 役割
0 コントローラーリセット
1 上面のカメラに切り替える
2 下面のカメラに切り替える
3 背面のカメラに切り替える
4 距離センサのテスト
c カメラの設定画面を開く
ESC システム終了
Enter 手動撮影

1→c 2→c と操作することで各カメラの設定を順次調整できます。調整結果は保存されません。

制御ボード

  • Arudinoシールド互換サイズ
  • MOSFETによる12V制御回路×4
  • 各種センサ向けのコネクタ(2.5mmピッチ・XHシリーズ)
  • Pololu Arduino library for VL53L0X
  • 光電センサ Z2T-2000N を本が置かれたことを検出するセンサとして採用

UVCカメラ

  • UVC規格の汎用的なUSBカメラに対応
  • カーリルではIPEVO社製V4Kを採用(800万画素)
  • 各カメラを独立したUSBポートに接続すること(USBハブを用いた場合は帯域不足となる)

注意事項

  • 輸送後にはフォーカス設定が変動する場合があります。最適な画質になる設定にソースコードを調整してください。
  • 2019年12月購入以降のV4Kにおいて、色温度の設定が自動化できない不具合を確認しています。この問題はopenCV側の不具合の可能性があります。cコマンドによるマニュアル設定をお願いします。

Release History

  • 0.0.1 Work in progress
  • 1.0.0 正式リリース
  • 1.1.0 V4K最新ファームウェアに対応
  • 1.2.0 V4K最新ファームウェアに対応