宮崎大学片山徹郎研究室チーム KatLab が作成するET ロボコン 2024アドバンストクラスの走行システムプログラムです。
- ET ロボコン公式シミュレータ
- Raspi 用 SPIKE 制御開発環境「RasPike(ラスパイク)」
- C++
- GoogleTest
- Git/GitHub/GitHub Actions
環境構築の詳細は、wikiを見てください。
!include ClassDiagram.pu
上の図は、ClassDiagram.pu ファイルを描画したものである。 ClassDiagram.pu は、クラス図作成の補助のため、PlantUML を用いて、UML ダイアグラムを作成したファイルである。 以下に、環境構築の手順を記述する。
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PlantUML をインストールする PlantUML をインストールするため、以下のコマンドで必要なパッケージをインストールする。 Mac 環境では、Homebrew を用いて、以下のコマンドでインストールする。
$ brew install adoptopenjdk --cask $ brew install graphviz $ brew install plantuml
また、Mac 環境において、Times free fontのインストールが必要な場合がある現象を確認した。ダウンロードしたフォントを開くと、フォントを追加するボタンが表示されるため、ボタンを押下して追加する。
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VSCode の拡張機能をインストールする .vscode/extensions.json に記述している拡張機能をインストールする。
- PlantUML
- Mardown Preview Enhanced
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.pu ファイルを記述し、プレビュー画面で確認する .pu ファイルを作成し、クラス図を作成する。書き方の詳細は、ClassDiagram.pu ファイルを参照。 また、必要な拡張機能をインストールすることにより、.pu ファイルから画像を確認することができる。 .pu ファイルを開くと、VSCode のウインドウ左上にある、「カーソル位置のダイアグラムをプレビュー」を押すと、PlantUML プレビューを右に分割して開くことができる。 開いたプレビューは、.pu ファイルの記述から UML を自動作成した図を表示する。 変更箇所を保存後、しばらくすると画像を更新し、プレビューに出力する画像に反映する。
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.pu ファイルを SVG にエクスポートする miro に貼り付けるために、.pu ファイルから SVG でエクスポートする。 なお、png ファイルでは左から始まって一定幅しか写らず、それ以上は切り取られてしまうため、写らない場所ができる可能性がある。プレビュー画面をスクリーンショットで切り取った場合でも、拡大すると解像度が下がり、文字を読めない場合がある。この問題は、劣化が少ない SVG ファイルをエクスポートし、miro に貼り付けることで解決できる。
エクスポートは、Ctrl + Shift + P (Command + Shift + P) で、「PlantUML: ワークスペース内のダイアグラムをエクスポート (PlantUML: Export in WorkSpace Diagrams)」を選択することで、エクスポートできる。 次に拡張子を選択(SVG を推奨)すると、ルートディレクトリに out ディレクトリを作成し、その中にさらに .pu ファイルと同名のディレクトリを作成し、1 行目にある @startuml {title} の title にあたるファイル名で SVG を出力する。 例えば、ClassDiagram.pu に @startuml ETRobocon2024 と書かれている場合は、/out/ClassDiagram/ETRobocon2024.svg を出力する。
KatLab メンバー, 宮崎大学片山徹郎研究室
ビルドする(開発環境、実機共通)
$ cd ~/etrobo/workspace/etrobocon2024
$ make build
走行を開始する(実機限定)
$ cd ~/etrobo/workspace/etrobocon2024
$ make start