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MUCOM88 各MMLコマンドの初期値情報
MUCOM™ edited this page Jan 31, 2024
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本ページは以下のソフトウェアの情報についてまとめた物です。
- MUSICLALF Ver.1.0~1.2(MUCOM88 Ver.1.5~1.7)
- MUCOM88em Ver.1.00/1.01は本ページのMUSICLALF Ver.1.2(MUCOM88 Ver.1.7)向けの記載内容に準じます。
- MUCOM88em Ver.1.00/1.01は本ページのMUSICLALF Ver.1.2(MUCOM88 Ver.1.7)向けの記載内容に準じます。
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OPEN MUCOM88公式の「MMLリファレンス」を補う事を目的としてまとめた情報になります。
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MMLコマンドのバグや制限に関する情報については「MUCOM88 バグ・制限・補足情報」のページを参照下さい。
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初期化されないMMLコマンドは未記述の場合、直前に再生した曲のパラメータを引き継いでしまうので注意が必要です。
コマンド | 未記述時の初期値 | コマンドの使用可能パート・補足 |
---|---|---|
C | 128 | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 内部的には各音符の音長パラメータに作用する。 ※指定可能範囲 0~255 |
t | 初期化されない | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 実質的に設定必須。(もしくはTコマンドを指定) 内部的にはyコマンド(y38,n)に変換されている。 SSGパートへの記述は制限がある。 ※指定可能範囲 0~252 |
T | 初期化されない | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 実質的に設定必須。(もしくはtコマンドを指定) 内部的にはCの値に基づいてタイマーBの値を算出してyコマンド(y38,タイマーB値)に変換されている。 SSGパートへの記述は制限がある。 ※指定可能範囲 1~255 |
@ | - | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 設定必須。(もしくはEコマンドを指定(SSGの場合)) |
o | 6 | [FM][SSG][ADPCM] 内部的には各音符の音程パラメータに作用する。 |
v | FM:-4 SSG:0 ADPCM:-4 RHYTHM:全体音量は初期化されない、個別音量は全て0 |
[FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 実質的に設定必須。 ADPCMはタイ・スラーの途中では変化させられない。 ※指定可能範囲 FM:-4~15 (Total Level=54~2) ADPCM:-4~251 (Level Control=0~255) |
q | 0 | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] |
p | FM:3 ADPCM:3 RHYTHM:初期化されない |
[FM][ADPCM][RHYTHM] ★RHYTHMは意図せず直前に再生した曲の影響を受けやすいので注意。 |
l | 24クロック分 (例:C128ならl8.、C96ならl4) |
[FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 付点も指定可。 |
% | 24 | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] |
D | 0 | [FM][SSG][ADPCM] FMはF-Num値(0~2047)に直接作用。Block値(0~7)は変化しない。 SSGはFP値(4095~0)に直接作用。オクターブがo1から1上がる毎にFP値に対する変化量は半分になる。 ADPCMはDELTA-N値(0~65535)に直接作用する。 ※指定可能範囲 -65535~65535 |
{...} | - | [FM][SSG][ADPCM] ポルタメントコマンドは内部的にはMコマンドの近似値(M1,1,?,255)に変換されている。 音程の移動可能範囲や精度はMコマンドに依存する為、期待する動作にならない場合がある。 |
[...]n | - | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] ループ回数の指定可能範囲は1~256。 |
K | 0 | [FM][SSG][ADPCM] 内部的には各音符の音程パラメータに作用する。 |
V | 0 | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 内部的にはvコマンドの値に作用する。(単独では意味を成さない。) RHYTHMはvコマンドの全体音量に対して作用する。 |
k | 0 | [FM][SSG][ADPCM] 内部的には各音符の音程パラメータに作用する。 (MUSICLALF Ver.1.2のみ) |
s | 0 | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] (MUSICLALF Ver.1.2のみ) |
H | 初期化されない | [FM] ★意図せず直前に再生した曲の影響を受けやすいので注意。 |
R | 0 | [FM][SSG] キーオフ時、キーオフの代わりに以下の計算式の音量に設定して発音を続ける。 FMの場合:int((現在の音量+リバーブ値+4)/2)-4 SSGの場合:int((現在の音量+リバーブ値)/2) |
RF | 0 | [FM][SSG] |
Rm | 0 | [FM][SSG] |
M | 全て0 | [FM][SSG][ADPCM] |
MF | 0 | [FM][SSG][ADPCM] |
S | 初期化されない | [FM3] ★意図せず直前に再生した曲の影響を受けやすいので注意。 |
E | - | [SSG] 設定必須。(もしくは@コマンドを指定) |
P | 1 | [SSG] |
w | 初期化されない | [SSG] |
s | 初期化されない | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] (MUSICLALF Ver.1.0/1.1/MUCOOM88em Ver.1.01のみ) (MUCOM88em Ver.1.01ではコマンドが「S」で[SSG]パートのみに記述可) |
m | 初期化されない | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] (MUSICLALF Ver.1.0/1.1のみ) |
y | - | [FM][ADPCM][RHYTHM] レジスタ番号の指定可能範囲は0~178。180~182の領域は指定できない。 (MUCOM88em Ver.1.01ではレジスタ番号の指定可能範囲は0~182。) SSGパート(D~Fチャンネル)には記述出来ない(他のパートでSSGに関する領域を指定する事は可能)。 FM4~6パート(H~Jチャンネル)やADPCMパート(Kチャンネル)に48以降のレジスタ番号を指定した場合、自動的にFM4~6に関する領域の操作になる。 ADPCMに関する領域は指定不可能。 |
vm | 0 | [ADPCM] |
# | - | [FM][SSG][ADPCM][RHYTHM] 組込用のイベントフラグ(値の範囲は0~255)。 演奏の進行に合わせてイベント番号を外部プログラムに伝える事が出来る。 |
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