Raspberry Piに接続されたLEDが拍に合わせて明滅し、4桁ディスプレイに再生時刻が表示されます。
- Raspberry Pi (3 Model Bで動作確認しています)
- GrovePi (Groveモジュールを繋ぐのに必要です)
- Grove 4-Digit Displayモジュール (再生時刻表示に使います; GrovePi D2ピンに挿します)
- Grove LEDモジュール (拍に合わせて明滅します; GrovePi D4ピンに挿します)
GrovePiを使うには チュートリアル に従ってGrovePiのGitHubリポジトリをcloneしてスクリプトを実行する必要があります。ただ、セットアップがうまくいかないこともあるので、 Raspbian for Robots をSDカードに焼いて使うのが簡単です。
よく売られている5インチLCDディスプレイをつないだ場合はドライバをインストールする必要もあります。(公式の7インチはドライバなしで正しく表示されます。)
git clone https://github.com/goodtft/LCD-show.git
chmod -R 755 LCD-show
cd LCD-show/
Node.jsをインストールするには以下を実行します。
curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_6.x | sudo -E bash -
sudo apt install nodejs
以下のようにして実行してください。 npm install
は最初の一度だけ必要です。
$ npm install
$ node index.js
実行時に GrovePi is not connected.
というエラーが出る場合は i2cdetect
コマンドを実行し、GrovePiを表す 04
が表示されていることを確認してください。
root@dex:/home/pi# i2cdetect -y 1
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f
00: -- 04 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- -- --
i2cdetect
の結果にGrovePiが表れない場合は、以下のコマンドを実行してGrovePiをリセットしてから再度試してください。
$ avrdude -c gpio -p m328p
なお、そもそもI2Cが有効になっていない場合は、以下のコマンドでRaspberry Piの設定画面を表示し、I2Cを有効にする必要があります。
$ sudo raspi-config
index.ts
はTypeScriptで書かれているので、 tsc
コマンドを使ってビルドしてください。 index.js
が上書きされます。
$ tsc
tsc
がインストールされていない環境では、まず以下のようにしてインストールする必要があります。
$ npm install -g typescript