更新日時 | リリース | 更新内容 |
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2025/3/18 | 1st Release | 初版リリース |
本リポジトリでは、Project PLATEAUの令和6年度の建築・都市DXの推進に向けた3D都市モデル及びBIMモデルの利用環境向上業務として実施したUC24-18「景観まちづくりDX v2.0」について、その成果物である「景観まちづくりDX v2.0」のソースコードを公開しています。 「景観まちづくりDX v2.0」はPLATEAUの3D都市モデルを利用して景観まちづくりを支援するためのUnity向けプラグインです。
「景観まちづくりDX v2.0」は、3D都市モデルを活用し、アセット配置、BIMデータのインポート、建物編集、GISデータの読み込み、景観計画区域の表示・編集、見通し解析、プロジェクト管理などの機能を提供します。これらの機能を通じて、景観開発計画のビジョンを三次元的に可視化し、自治体による景観計画策定や民間事業者による景観協議を支援することを目指しています。
本システムの構築手順及び利用手順については利用チュートリアルを参照してください。
- 視点操作はマウスとキーボードで行い、天候や時間帯の変更も可能です。
- 歩行者視点への切り替えや画面キャプチャー機能を備えています。
- アセットは「樹木」、「広告」、「人」、「乗り物」などに分類され、3D空間上に配置可能です。
- アセットの編集では「位置」、「向き」、「大きさ」の調整が可能です。
- CSVやシェープファイルを用いた一括配置機能も提供しています。
- IFCファイル形式のBIMデータを3D都市モデル上に取り込み、配置位置や角度、高さの調整が可能です。
- 建物の色彩や外観の編集、既存建物の削除が可能です。
- ShapeファイルやGeoJSONファイルを読み込み、建物情報とピンを表示できます。
- 景観計画区域の作成、編集が可能です。
- 景観計画区域の色、名前、高さ制限値を設定できます。
- Shapefile形式での景観計画区域の書き出し、読み込み機能も提供しています。
- 視点場から眺望対象までの見通しを解析し、可視範囲を確認できます。
- 眺望対象から全方位への見通し解析も可能です。
- プロジェクトの新規作成、保存、読み込み、編集が可能です。
本システムで利用しているOSS(オープンソースソフトウェア)は以下のとおりです。
種別 | 名称 | バージョン | 内容 |
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ライブラリ | RuntimeTransformHandle | 0.1.4 | アセット移動を処理するためのライブラリ |
ライブラリ | Save System for Unity | 1.8.0 | プロジェクトの保存処置をするためのライブラリ |
ライブラリ | Mesh2d | 0.0.9 | 景観区域の区域作成処理をするためのライブラリ |
ライブラリ | Triangulation | 0.0.8 | 景観区域の区域作成処理をするためのライブラリ |
ライブラリ | Triangle.Net-for-Unity | 1.0.0 | 景観区域の区域作成処理をするためのライブラリ |
ライブラリ | StandaloneFileBrowser | 1.2 | Unity環境でファイルダイアログを使用するためのライブラリ |
項目 | 最小動作環境 | 推奨動作環境 |
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CPU | Intel クロック周波数 2GHz 以上 | 同左 |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU | 同左 |
メモリ | 32GB 以上 | 同左 |
ストレージ | 200GB 以上の空き容量 | 同左 |
OS | Windows 11 Home 64 ビット | 同左 |
本システムは、Unityのプラグインとして構成されています。
- ソースコード及び関連ドキュメントの著作権は国土交通省に帰属します。
- 本ドキュメントはProject PLATEAUのサイトポリシー(CCBY4.0及び政府標準利用規約2.0)に従い提供されています。
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- 本リポジトリの利用により生じた損失及び損害等について、国土交通省はいかなる責任も負わないものとします。
- PLATEAU WebサイトのUse caseページ「景観まちづくりDX v2.0」: https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc24-18/