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Update 2023-04

src/ja/2023-04/08/01.md

@@ -3,4 +3,17 @@ title:  困窮者への宣教
 date:   18/11/2023
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-### <center>この日課はまだ完了されていません。もう少し後で戻ってきてください。</center>
+> <p>暗唱聖句</p>
+> そこで、王は答える。「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイ 25:40、新共同訳)
+> <p></p>
+> すると、王は答えて言うであろう、「あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである」。(マタイ 25:40、口語訳)
+
+### 今週の聖句
+
+ルカ 5:17-26、ヨハネ 5:1-9、申命記 10:19、レビ記 23:22、マタイ 25:34 - 40、ヨハネ 15:13
+
+ルカ 5:17 - 26 には、神が困窮者をどのように助けてくださるのか、実例が紹介されています。時として、神は私たちを助けるためにほかの人を用い、あるいは、ほかの人を助けるために私たちをお用いになります。この働きは困難かもしれませんが、大きな報いをもたらします。困窮者を助けることによって、私たちはイエス・キリストの働きを模範となって示します。誰が助けを必要としているのか簡単にわかる場合もあれば、わかりにくい場合もあります。どのような状況であれ、私たちは、すべての困窮者のために、その背景にかかわらず、神の助け手となるように召されています。
+
+聖書は、見知らぬ人に近づくことを勧めています。そして、彼らの信頼を得ることによって、私たちは、彼らがイエスを見いだすのを助けるより良い方法を知ることができます。
+
+今週の研究では、「困窮者への宣教」という主題で、神がさまざまな方法で困っている人たちに働きかける計画を持っておられることを紹介します。彼らの必要は、身体的、精神的、経済的、あるいは社会的なものであり、地域社会や家族から疎外されている人もいるかもしれません。どのような必要であれ、私たちはできる限りのことをしなければなりません。これはクリスチャンであることの証の中心的な部分であり、宣教に含まれなければならないものです。

src/ja/2023-04/08/02.md

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-title:  日課
+title:  友人の信仰
 date:   19/11/2023
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-### <center>この日課はまだ完了されていません。もう少し後で戻ってきてください。</center>
+福音書の中の説得力のある一つの物語は、数人の男たちが、おそらく友だちである困っている人をイエスのもとへ連れて行くために、どんな困難を経験したかを明らかにしています。私たちはこの物語から、困窮者を助けるためには、時として大変な努力が必要であることを学ぶことができます。
+
+`ルカ 5:17-26 を読んでください(マタ 9:1-8、マコ 2:3-12 も参照)。私たちはこの物語から、宣教と奉仕について、どのような教訓を得ることができるでしょうか。`
+
+この男たちは、イエスのところに連れて行くことで、友だちの世話をする責任を負いました。神は私たちを、この人の友人たちのように、困っている人をイエスのもとへ導くようにと、召しておられます。この働きには、信仰、行動、忍耐、やる気、そして必要であれば、型破りであることが求められます。彼らはイエスのもとにやって来ましたが、障壁にぶつかりました。無力な友だちを伝統的な方法でイエスのもとに連れて行くことができなかったのです。しかし、彼らはあきらめずに、友だちをイエスのもとに導く画期的な方法を見つけました。屋根からつり降ろしたのです!しかし、福音書によると、イエスは彼らが行ったことを好意的にご覧になりました(ルカ 5:20 参照)。
+
+イエスの願いは、私たちが無力な友だちをイエスのもとに連れて行くことです。聖書はイエスを、誰であろうと、苦しんでいる人を赦ゆるし、いやしたいと願っておられる「偉大な医師」と呼んでいます。
+
+エレン・ホワイトは、困窮者を助けるようにと私たちに求めています。「あなたのすべきことが告げられるまで、待たないでください。目を開き、周りにいる人たちを見てください。よるべのない人、苦しんでいる人、貧しい人たちと知り合いになってください。彼らから身を隠さず、彼らの必要に目を閉じようとしないでください。ヤコブの手紙の中で、誰が利己心や汚れに染まず、清く汚れのない信心を持っていることを証明しているでしょうか。大きな救いの計画の中で、誰が援助するために自分ができる限りのことをしたいと考えているでしょうか」(『教会への証』第 2 巻分冊 1、31 ページ)。
+
+イエスご自身が、困窮者を助ける方法を行動で示し、私たちにも同じようにしなさい、と求めておられます。まず、彼らの友人となり、次に彼らの必要を知り、最後に彼らをイエスのもとへ、つまり彼らを助けることのできる唯一のお方のところへ導くのです。これこそ、この物語の中で男たちがしたことであり、私たちも状況がどうであれ、同じようにする必要があります。

src/ja/2023-04/08/03.md

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-title:  日課
+title:  キリストの方法のみ
 date:   20/11/2023
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-### <center>この日課はまだ完了されていません。もう少し後で戻ってきてください。</center>
+**次の物語は、困窮者への奉仕について、私たちにどのようなことを教えてくれますか。**
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+`ヨハネ 5:1-9`
+
+`マルコ 1:23-28`
+
+エレン・ホワイトは、特に困窮者を助ける方法について、イエスの五つの段階を提示しています。「人の心を動かすには、キリストの方法だけが真の成功をもたらす。人間として歩まれた間、救い主はその人たちの利益を図られ、同情を示し、その必要を満たして信頼をお受けになった。そして、『わたしについて来なさい』とご命令になった」(『ミニストリー・オブ・ヒーリング』新装版 88 ページ)。
+
+第一に、私たちは困窮者と交わり、時間を費やして彼らを知り、彼らの役に立とうという意図をもって彼らの必要を理解しなければなりません。イエスがベトザタの池で、体の麻痺した人になさったことに目を向けてください。イエスは、「病気の人、目の見えない人、足の不自由な人、体の麻痺した人などが、大勢......いた」(ヨハネ 5:3)場所におられました。
+
+第二に、私たちは同情を示す必要があります。時として、これは難しいかもしれません。信頼感の欠如や、相手の信頼を得る手段として親切が利用され、あとからその信頼を悪用する人がいるからです。しかし、神は私たちに、見返りを期待せずに同情を示しなさいと呼びかけておられます。
+
+第三の段階は、相手の必要に応えることです。これは言葉だけではありません。友人や見知らぬ人の必要に応えるには、行動することが必要です。イエスは、体の麻痺している人に話しかけ、望んでいることを尋ね、奇跡を起こされました。「汚れた霊」に取りつかれた男の物語では、イエスはその場を完全に取り仕切り、困窮している人が自力でできないことをしてくださいました。
+
+第四の段階は、相手の信頼を得ることです。私たちが人々に奉仕をし、彼らを助けるとき、彼らは私たちと私たちの言うことを信頼するようになるでしょう。そうなれば、私たちがイエスのことを語るとき、彼らは心を開いて耳を傾けてくれるでしょう。イエスは彼らを肉体的にいやすだけでなく、ご自身における永遠の命を得ることを望まれました(ヨハネ 10:10 参照)。
+
+最後の段階は、彼らをイエスに導くことです。この行為には、あなたの信仰だけでなく、あなたが助ける相手の信仰も必要とされます。

src/ja/2023-04/08/04.md

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-title:  日課
+title:  移民と難民
 date:   21/11/2023
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-### <center>この日課はまだ完了されていません。もう少し後で戻ってきてください。</center>
+移民と難民の話題が熱い議論を呼んでいます。特に今日、非常に多くの移民や難民が生まれているからです。戦争や自然災害によって、あるいは、より良い経済的未来を望んで、世界中の何百万人もの人が故郷を離れ、切実に助けを必要としています。
+
+マタイ 2:13、14 において、イエスは難民でした。彼の地上の両親であるヨセフとマリアは、ヘロデの殺意の手から逃れるため、ベツレヘムを夜中に逃げ出し、エジプトへ避難せざるをえませんでした。聖書には、エジプトでの彼らの体験は何も書かれていませんが、エジプトにも困難があったことは想像に難くありません。おそらく、今日の難民が直面するのと同じような困難があったことでしょう。実際、イエスの家族が異国の地に安全な場所を求めたように、今日も多くのイスラム教徒、仏教徒、ヒンズー教徒、キリスト教徒、無宗教の人々が新しい土地に安全な場所を求めています。
+
+一般的に、同じ文化や言語の人たちとは、共通点が多いので、友だちになりやすいものです。しかし、見た目が違い、言葉も通じず、同じ宗教を持たず、同じような物を食べない移民や難民との間に共通点を見つけるのは、ずっと困難です。福音は私たちに、民族的、国家的、文化的に快適な環境から出て、どんなに自分たちと違っていても、困窮者に手を差し伸べるように命じています。
+
+`申命記 10:19、詩編 146:9、ローマ 12:13、レビ記 23:22 を読んでください。ここで私たちが覚えておくべき重要な主題は何ですか。`
+
+私たちはどのように移民や難民を助けることができるのでしょうか。国によっては、これらの人々と交わり、助けることは、政治的に正しくないかもしれないので、難しいことです。しかし、私たちは、できるときに、できることをしなければなりません。彼らは、困難な時期を過ごしてきて助けを必要としているからです。私たちは、できる限り手助けをしなければならないのです。
+
+まず、祈ることから始めて、移民や難民に関する情報を手に入れましょう。多くの場所に、彼らの世話をしている組織があります。そのような団体の一つと協力することもできますし、あなたが所属する教会の安息日学校で、移民や難民のための働きを始めることもできるかもしれません。
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+`たとえわずかであったとしても、あなたが知っている移民や難民を助けるために、どんなことができるでしょうか。`

src/ja/2023-04/08/05.md

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-title:  日課
+title:  傷ついている人を助ける
 date:   22/11/2023
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-### <center>この日課はまだ完了されていません。もう少し後で戻ってきてください。</center>
+私たちの世界がどれほど傷ついているか、感じたことのない人はいないでしょう。富んでいて物質主義的な環境に住んでいようと、貧しくて物質的必要のある環境に住んでいようと、それは関係ありません。人々は傷つき、苦しみ、もがいています。例えば、西欧諸国で毎年抗うつ剤に費やされている莫大な金額を見れば、物質的な豊かさだけでは、幸せや平和を保証することができないことがわかるでしょう。
+
+`「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由に(す......るためである)」(ルカ 4:18、19)。この聖句は、イエスがなされたことと、私たちが周囲の困窮者のためになすべきことについて、何を教えていますか。`
+
+神は私たちに、人々がいつ、どのようにイエスを受け入れるかわからなくても、すべての人の必要に応えるように召しておられます。イエスのために彼らに働きかけることは、私たちの宣教の基本ですが、私たちが困窮者を助けるのは、純粋に彼らが困っているからです。私たちが彼らを助けるのは、私たちがイエスを主として受け入れているからであり、イエスが私たちに、そうすることを求めておられるからです。
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+すべての人の必要を満たそうとされたイエスの模範は、従うべき聖書の原則です。イエスがお助けになった人たちがみな、彼を受け入れたかどうかはわかりません。
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+本当に人を助けるためには、彼らの必要に気づく必要があります。どの文化にも、友人との独自の接し方があるものです。インドでは、来客をもてなすとき、食べ物や飲み物を出す習慣があります。大切な人を亡くしたばかりの友人を慰めるより、見知らぬ人に形ばかりのお金を渡すほうが簡単です。しかし、あなたの友人が必要としているのは、金銭や物質的なものだけではないかもしれません。相手が大きな喪失感で苦しんでいるとき、あなたの共感的な支援は、しばしばより大きな助けになる場合があります。
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+イエスの協力者であることの重要な原則は、友人たちに無私の愛を示すことを目標とし、彼らに助けを提供する前に、まず彼らの必要を理解することです。彼らがイエスに従う準備ができているかどうかわからなくても、彼らが必要とする助けを提供してください。

src/ja/2023-04/08/06.md

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-title:  日課
+title:  これ以上に大きな愛
 date:   23/11/2023
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-### <center>この日課はまだ完了されていません。もう少し後で戻ってきてください。</center>
+私たちが知っているように、いえ、わかり切っているように、必要は尽きることがありません。もしあなたがほかの人を助けたいと思うなら、たくさんの機会があることでしょう。親しい友人でも、遠く離れた難民でも、人々は困っているのですから、できるときに、できることをして、助けなければなりません。イエスは地上での働きの間ずっと、自分ではどうすることもできない人々をお助けになりました。イエスが率先して困窮している人のところに行かれる場合もあれば、体が麻痺した人をイエスのところへ連れて行くために屋根からつり降ろした男たちのように、友人たちが率先する場合もありました。
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+`「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハ 15:13)。私たちはこの原則を、ほかの人への奉仕にいかに適用したらよいでしょうか。`
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+ある宣教師一家がトリニダード・トバゴで 6 年間奉仕しました。最初の 3 年間は、ヒンズー教徒とイスラム教徒の住む地域に住んでいました。多くのヒンズー教徒は、クリスチャンが毎年行われる感謝祭の礼拝への招待を断ることに不満を抱いていました。ある日、この一家は、友人になったヒンズー教徒の感謝祭の礼拝に出席しました。彼らはイエスの模範に倣ったのです。イエスは、友人たちが特別な祝賀行事に招いたとき、彼らを訪問されました。実際、ヒンズー教では、訪問者や友人は主催者の家に祝福をもたらすと教えています。
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+今週は、誰かの祝福になることで、友だちづくりを始めてみましょう。まず、自分の住んでいる地域、村、町を調査してください。そこに住んでいる移民や難民を知っていますか。近所の人たちはどうですか。あなたの状況にかかわらず、見知らぬ人と友だちになるのは簡単なことではありません。神に祈り、助けを求めましょう。神はすべての人を知っていて、あなたが友だちになれる見知らぬ人をご存知です。目標は、彼らの友だちになることで、あなたが彼らを神のもとに導いて、助けることができることを忘れないでください。
+
+`【チャレンジ】あなたの国の外国人やノンクリスチャンについて知りましょう。`
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+`【チャレンジ・アップ】あなたの影響力の及ぶ範囲にいる人を選びます。次の質問に答えて、その人のために、定期的に祈り始めましょう。その人は、イエスの友情のモデルによる、友人でしょうか。その人の生活の必要を知っているでしょうか。どうすればその人をイエスのもとに導くことができるでしょうか。`