NEC モバイルバックエンド基盤のコマンドラインインタフェース(CLI)ツールです。 主に API Gateway / Cloud Functions 関連の管理機能を提供します。
本ツールはサーバ管理用の CLI (baas-admin) とは異なり、クライアントサイドで使用する ツールになります。サーバとは REST API で通信します。
本ツールの詳細は、NEC モバイルバックエンド基盤マニュアル内の 「API Gateway利用手順書」および「Cloud Functions開発ガイド」を参照してください。
動作には Node.js v6.0.0 以上が必要です。 インストールは以下のように npm を使って行います。
$ npm install -g @nec-baas/cli
ユーザコードのプロジェクトディレクトリで、
$ nebula init-config
を実行してください。nebula_config.json が生成されるので、 設定を追記してください。
使用方法は "nebula -h" で確認してください。 いくつか手順を示します。
コード登録は以下のように行います。
$ npm pack
$ nebula create-code
アップロードするファイル名を --file オプションで指定します。
--file オプションは省略可能です。 省略した場合、コード登録に必要な情報は package.json から取得します。 具体的には以下の情報が参照されます。
- name: ハンドラの名称
- version: ハンドラのバージョン
アップロードに使用するファイル名は "{name}-{version}.tgz"となります。
API を定義した Swagger 定義ファイルを JSON または YAML で作成してください。 (YAML の場合は、拡張子を .yaml または .yml にしてください)
以下手順で API 定義を登録します。
$ nebula create-api [Swagger定義ファイル]
Swagger 定義ファイル作成時の注意点は以下のとおりです。
- basePath 記載されたパス(の最終パス部分)が API 名として使用されますので、必ず記述してください。
- 各 API には、必ず operationId を記載してください。
バインディング定義ファイルを JSON または YAML で作成してください。 (YAML の場合は、拡張子を .yaml または .yml にしてください)
以下手順でファンクションを登録します。
$ nebula create-function [Function定義ファイル]
サンプルのコード、API定義、ファンクション定義は、examples/hello ディレクトリに あります。