reverse scan apiの制限つき実装

[kuron99]

https://github.com/project-tsurugi/tsurugi-issues/issues/1075 の一部として、 yakushima scanへ逆方向のscanを行うreverse scanのAPIを追加します。

現状の実装は下記の制限つきで、最大のエントリを取得するためのものになっています。(kvs.hにドキュメントしています)

• max_size = 1 を一緒に渡す必要がある
• r_endにはINFを渡す必要がある

リリース後すみやかにreverse scanの実装を拡張し、これらの制限を取り除く予定です。

実装内容の概要

• masstreeをtraverseし、右端のborder nodeをたどることで最大のエントリを取得するという方針
• find_borderを呼ぶ時点でright_to_left == true なら r_end=INFのはずなので、key_sliceに最大要素(0xFF....FF)をつめて探すようにする
• find_borderで見つけたものをscan_borderに渡し、keyが最大のchildを探す(permutationのindexを逆順にたどる)
• childがvalueでなくlinkである場合は下のレイヤに下がって再帰的に繰り返し
• 最初の1個を見つけたら打ち切りなので、border_node::prev_ は使わない

[kuron99]

無関係なコミットが入っていたのでforce pushしました。

[ban-nobuhiro]

スタイル的には二か所の if(right_to_left) の if の後の空白がないことが気になりました。
それ以外は、提示された制約下に限れば問題ないと思います。

[kuron99]

レビューありがとうございます。確かにスタイルが周辺のコードと異なりました。空白を追加しました。