v2.20

README.md

@@ -110,6 +110,7 @@
 ドラッグ操作には3種類あります:
 - [ルーペ移動ドラッグ](#ルーペ移動ドラッグ)
 - [色・座標の情報表示](#色座標の情報表示)
+- [拡大率ドラッグ](#拡大率ドラッグ)
 - [拡張編集ドラッグ](#拡張編集ドラッグ)
 
 ### ルーペ移動ドラッグ
@@ -126,6 +127,13 @@
 
 [設定](#ドラッグ操作の設定)を変更すればカラーコードの書式を変更したり，表示される座標の原点を画像の左上から中央に変更したりもできます．
 
+### 拡大率ドラッグ
+
+マウスカーソルを上下に動かすことで拡大率を操作します．
+- 初期状態でマウスボタンの割り当てはありません．使用するには[設定](#ドラッグ操作の設定)でボタンを割り当ててください．
+
+[設定](#ドラッグ操作の設定)で倍率変化の速度や拡大縮小の中心を変更したり，ドラッグ方向を反転したりできます．
+
 ### 拡張編集ドラッグ
 
 メイン画面をドラッグして拡張編集のオブジェクトを移動するのと同等の操作が，拡大したルーペ画面上で行えます．Shift キーで上下左右に方向を固定したり，Alt キーで拡大率を変化させたりなどのキー操作も可能です．
@@ -282,7 +290,7 @@
 
 ![通知メッセージの設定](https://github.com/sigma-axis/aviutl_color_loupe/assets/132639613/84609f90-4d0d-4481-b603-9f987d1f2a4f)
 
-- 拡大率の表示形式は「分数」「小数」「%表示」の3つから選びます．
+- 拡大率の表示形式は「分数」「小数」「%表示」の3つから選びます．等倍以上と等倍未満の2通りで個別に指定します．
 
   表示例:
 
@@ -374,6 +382,7 @@ Ctrl+右クリック（デフォルト設定の場合）や Shift+F10 で表示
 - 各ドラッグ操作は ESC キーや他のマウスボタンでキャンセルできます．
   - [ルーペ移動ドラッグ](#ルーペ移動ドラッグ)をキャンセルした場合，ルーペ位置と拡大率がドラッグ前まで戻ります．
   - [色・座標の情報表示](#色座標の情報表示)をキャンセルした場合，表示モードの選択によらず非表示になります．
+  - [拡大率ドラッグ](#拡大率ドラッグ)をキャンセルした場合，拡大率がドラッグ前まで戻ります．
   - [拡張編集ドラッグ](#拡張編集ドラッグ)をキャンセルした場合，「マウスカーソルを元の位置に戻してボタンを離す」という操作をシミュレートします．
 
     **注意**: 拡張編集ドラッグに関しては，ドラッグ中に Ctrl キーや Alt キーを押したり離したりした場合，キャンセルしても元の状態に戻るとは限りません．この場合，AviUtl のコマンドの「元に戻す」を利用してください．あくまでも単純なドラッグ操作に対する手短なキャンセル手段として利用してください．
@@ -394,12 +403,18 @@ Ctrl+右クリック（デフォルト設定の場合）や Shift+F10 で表示
   1. 右クリックにはポップアップメニューの表示が割り当てられていて，それが実行される．
 
 - 各種ドラッグ操作のボタン割り当てによっては，複数のドラッグ操作に当てはまる場合があります（例: 「ルーペ移動ドラッグ」と「拡張編集ドラッグ」に左ボタンを，修飾キー条件を指定せず割り当てるなど）．この場合，次の優先順位でドラッグ操作が決定されます:
-  > ルーペ移動ドラッグ > 色・座標の情報表示 > 拡張編集ドラッグ
+  > ルーペ移動ドラッグ > 色・座標の情報表示 > 拡大率ドラッグ > 拡張編集ドラッグ
 
   この優先順位は hard-coded で変更不可能です．
 
 ## 改版履歴
 
+- **v2.20** (2024-04-21)
+
+  - 「拡大率ドラッグ」の機能を追加．ドラッグ操作で拡大率を操作できるように．
+
+  - 通知メッセージで表示される拡大率の形式を，等倍以上と縮小した場合とで個別に指定できるように．
+
 - **v2.10** (2024-04-20)
 
   - 全ての設定項目に対して GUI を用意．テキストエディタで `.ini` ファイルを編集しなくてもダイアログ上でフルにカスタマイズできます．