【注意】この翻訳はKubernetes The Hard WayがARM64での動作環境版へ移行したことにより、仕様が大きく変更されたため、日本語訳と実行する際の解説、補足を追加したものです。以前のIntel版での動作についての日本語訳はInducterさんのKubernetes The Hard Way(日本語版)をご参照ください。Typoや誤訳などを見つけた場合はPR、Issue、またはX(Twitter)にてお知らせください。
このチュートリアルでは、Kubernetesのセットアップを地道な方法で行なっていきます。このガイドは、Kubernetesクラスタを立ち上げるための完全自動化ツールを探している人向けではありません。Kubernetes The Hard Wayは学習用に最適化されており、Kubernetesクラスタのブートストラップに必要な各タスクを確実に理解するために長い道のりを選ぶことを意味します。
本チュートリアルの結果は、本番環境での利用を想定したものではなく、コミュニティからのサポートも限定的なものになるかもしれませんが、それでも学ぶことを止めないでください!
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本チュートリアルの対象者は、Kubernetesの基礎とコアコンポーネントがどのように組み合わされているかを理解したい人です。
Kubernetes The Hard Wayでは、基本的なKubernetesクラスタをブートストラップする上で、すべてのコントロールプレーンコンポーネント動作させるノードを1つと、2つのワーカーノードを作成します。
コンポーネントのバージョン:
- kubernetes v1.28.x
- containerd v1.7.x
- cni v1.3.x
- etcd v3.4.x
本チュートリアルでは、同じネットワークに接続された4台のARM64ベースの仮想マシンまたは物理マシンが必要です。本チュートリアルではARM64ベースのマシンを使用しますが、学んだことは他のプラットフォームにも適用できます。