Susie Plug-in を使って画像の取得、書庫展開をしたり、Susie Plug-inの 動作検証を行ったりするためのコンソールアプリケーションです。
Susie Plug-in は、竹村嘉人 (たけちん)氏作の画像ローダ「Susie」 用の Plug-in で、様々な形式の画像ファイルを読み込めるようにする ためのものです。 ( http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/ )
●動作環境 ・対応/動作確認 OS
Windows 2003/XP 以降で動作します。
・レジストリ
レジストリは使用しません。
●実行方法
対象となる Susie Plug-in の種類によって対応するファイルを 実行してください。以下、runspx.exe は以下の名前に置き換えてください。
runspi.exe 拡張子 spi (x86)用 runsph.exe 拡張子 sph (x64)用 runspha.exe 拡張子 spha (ARM64)用
(1) Susie Plug-in の情報
runspx.exe (Plug-inのパス)
用意されている API の一覧を表示します。
(2) 画像の情報表示
runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む画像のパス)
指定された画像を Plug-in の GetPicture で読み込み、その画像の情報を 表示します。
(3) 画像の取得
runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む画像のパス) -b (展開先の画像のパス)
指定された画像を Plug-in の GetPicture で読み込み、BMP ファイルとして 保存します。
(4) 書庫の一覧表示
指定された画像を Plug-in の GetArchiveInfo で読み込み、書庫内の ファイル一覧を表示します。
runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む書庫のパス)
(5) 書庫の全ファイル展開
指定された画像を Plug-in の GetArchiveInfo で読み込み、書庫内の 全ファイルを展開先に保存します。
runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む書庫のパス) [-j] -e (展開先) -j はディレクトリ指定を無視します
(6) 書庫の指定ファイル展開
指定された画像を Plug-in の GetArchiveInfo で読み込み、書庫内の 指定ファイルを展開先に保存します。
runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む書庫のパス) -e (展開先) (展開ファイル名)
(7) 画像のエンコード
指定された画像を指定した拡張子の形式にエンコードしてファイルに 保存します。
runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む画像のパス) -bc (展開先の画像のパス) [-bp (エンコードに使用する Plug-inのパス)]
(8) Susie Plug-in のテスト
runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む画像・書庫のパス) -t [-p] runspx.exe (Plug-inのパス) (読み込む画像・書庫のパス) -tz [-p]
全APIを一通り使用するテストを行います。
挙動についてコメントがある場合は「●コメント内容」を出力します。 「End test.」が表示されずに終了したときは、異常終了です。
書庫のテストやCreatePictureのテストを行ったときは、%temp%\runspx に 結果が残ります。
異常終了したとき、スタックトレース表示が可能であれば表示します。 表示できない場合は、主にスタックの破損か、スタックオーバフローと 思われます。 尚、デバッガを使用する場合は -p を指定することで スタックトレース表示を行わず、デバッガに処理を渡せます。
-tz を指定したときは、0 バイトファイルを渡すテストを追加します。
(8)オプション一覧
-c Plug-in の設定ダイアログを表示します。 -v Plug-in の About ダイアログを表示します。 -b 保存先パス GetPicture / GetPreview で得たビットマップをBMP ファイルとして保存します。 -bc 保存先パス GetPicture / GetPreview で得たビットマップを CreatePicture で保存します。 -bp Pluginパス CreatePicture を使う Susie Plug-in を指定します。 -r GetPreview を GetPicture の代わりに使用します。 -t Plug-in のテストを行います。 -tz Plug-in のテストを行います。ファイズサイズが 0 の テストも行います。 -p 異常終了したとき、スタックトレースを行いません。 -e GetFile による展開を行います。 -j GetFile による展開時、サブディレクトリを無視します。 -srcdisk 入力ソースをファイルにします。 -srcmem 入力ソースをメモリにします。 -ansi UNICODE 版API を使用しないでANSI 版API のみ使用します。