Nigiyakashi は、IT ミートアップで LT 大会を盛り上げたい、いつものセッションにちょっとした遊び心を入れたい。そんなスピーカーや運営者のための、賑やかしシステムです。
来場者のスマホから、リアルタイムでセッションへの「いいね」を転送。笑いや感心を、かんたんにシェアできます。
Firebase を利用した、お手軽かつ無料で始められる賑やかしを使ってみませんか?
ここにデモ動画
- ローカル環境
- Node.js v8.x or higher
- 本番環境
- Firebase プロジェクト(Spark or Frame or Blaze)
AppName の動作には、以下の準備が必要となります。
- 動作用の Firebase プロジェクト(無料プラン可)
- 来場者向け SPA アプリのホスティング(Firebase Hosting)
- 発表者の PC にインストールする Electron クライアント
https://firebase.google.com/ よりプロジェクトを作成してください。
当日の Read/Write がそれぞれ 2 万未満に収まる場合は無料の Spark プラン、それ以上の場合は従量課金の Blaze プランにて作成ください。
実績値として 60 名ほどのイベント、10 個ほどの LT で 10 万 Read / 3 万 Write 程度で Blaze プラン従量課金は¥ 60 となります。
プロジェクトを作成後、Web 向けのアプリを作成。 プロジェクトの ID と firebaseConfig キーを控えておいてください。
1.
で作成したプロジェクトのホスティング環境への SPA のデプロイも併せて行います。
ソースコードを clone してきてください。
$ git clone git@github.com:uit-community/uit-meetup-nigiyakashi-client.git
$ cd uit-meetup-nigiyakashi-client
clone 後、 attendee-spa/src/utils/firebase.config.ts にある Firebase の設定を、先程のプロジェクトのもので書き換えます。 あとは通常の Vue.js アプリケーションと同様に、 https://firebase.google.com/docs/hosting/deploying?hl=ja の通りにデプロイしてください。
最後に SPA の受け口である Electron クライアントをプレゼンテーションを行う Mac 上で起動します。こちらよりバイナリをダウンロードしてください。
ダウンロードが終わったあと、普段の Mac App と同じ様に起動します。
起動後、Firebase の設定の記述を求められるので設定後、「開始」をクリックするとプレゼンテーションモードが始まります。
最後に SPA と Electron の設定が正しく行われているか確認します。
SPA と Electron を同時に起動し、 SPA 側でボタンを押すと、Electron 側に 👍 が表示されていたら OK です。
これで動作準備は完了です。
現状は Web ページ上にいいねをオーバーレイする専用のシステムとなっています。
汎用化はまだ済んでいないため、Pull Request や Feature Request を募集しています。
バイナリ配布は macOS を対象にしていますが、 Electron のため Windows 向けバイナリの出力も可能です。
レポジトリソースコード内 packages/electron-client
に全てのソースコードが格納されているため、 Windows 向けにビルドを行ってください。
このシステムは Apache-2.0 ライセンスにて配布されています。 ライセンス条項に違反しない範囲で自由に改変・再配布が可能です。
- Kurihara Yuji (Original Developer)
- Hanatani Takuma (Original Planner / Maintainer)