Knatech 氏制作の SHARP Brain 用テキストエディタ KN MemoPad に、文字色と背景色の変更機能、 UTF-8・UTF-16 LE・CP1252 文字コード及び CRLF・LF・CR 改行コードのサポート、行・列数表示機能、ツールバーなどを追加したフォークです。
オリジナル版はここから入手できます。詳しい使い方はこちらを参照してください。
BOM の情報だけを基に文字コードの自動判別を行います。BOM 無しファイル(Shift_JIS/BOM 無し UTF-8)の場合は、判別できませんので予め Tools -> Charset... で選択してから開いてください。先に開いてから選択し、Reload でも構いません。この機能は Tools -> Charset... -> Auto Detect by BOM から無効化も可能です。Reload 及び Save は、その時点で選択されている文字コードで行われます。予め開きたい or 保存したい文字コードに設定してからそれらの処理を行ってください。間違った文字コードで処理してしまっても、正しく設定してからやり直せば大丈夫です。
自動判別は以下の仕様です。
- 最初が
EF BB BF
なら UTF-8、FF FE
なら UTF-16 LE として読み込む - 違ったら BOM 無しと判断し、現在ユーザが設定している文字コードを見る
- UTF-16 LE 以外ならそのまま、UTF-16 LE なら Shift_JIS に設定する
wstring 中の改行コードを変換する - わびさびサンプルソースで提供されているコードを基に、カスタマイズして使用しています。どの改行コードでも指定不要で読み込める他、バグなどで改行コードが混在したファイルでも、正常に読み込むことができます。読み込んだとき、最も多かった改行コード種をそのファイルの改行コードと判断し、Tools -> Newline Code... に設定します。保存前に別の改行コードに設定すれば、その改行コードで保存します。
wordwrap が無効であれば正しく表示されますが、有効になっていると折り返しも 1 行とカウントされます。行・列表示を参考にする場合は、 wordwrap を無効化することをお勧めします。Windows 標準のメモ帳でも、Windows 10 で改良される前まで wordwrap 有効時はステータスバーが無効になっていました。
これは Windows CE 用ソフトウェアです。SHARP Brain PW-SH1 (Windows Embedded CE 6.0, Armv5TEJ) で動作確認を行っています。一部 SHARP Brain 専用の機能があります。
製作者は、このプログラムの利用によって生じた、いかなる損害についても責任を負いません。
オリジナル版の規定に従い GNU General Public License の下で配布します。
Releases からダウンロードできます。SHARP Brain では Armv4I 向けのものをダウンロードし、こちらの手順に従って導入してください。
git clone --recursive https://github.com/watamario15/kn-memopad.git
によって submodule 込みで clone したのち、eMbedded Visual C++ 4.0 から .vcw ワークスペースを開き、左上のメニューで「KNMemoPad」を選択した状態でビルドします。