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Tiny text editor for Sharp Brain series electronic dictionaries.

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watamario15/kn-memopad

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KN MemoPad 機能追加版

Knatech 氏制作の SHARP Brain 用テキストエディタ KN MemoPad に、文字色と背景色の変更機能UTF-8・UTF-16 LE・CP1252 文字コード及び CRLF・LF・CR 改行コードのサポート行・列数表示機能ツールバーなどを追加したフォークです。

オリジナル版はここから入手できます。詳しい使い方はこちらを参照してください。

追加機能の仕様

文字コード

BOM の情報だけを基に文字コードの自動判別を行います。BOM 無しファイル(Shift_JIS/BOM 無し UTF-8)の場合は、判別できませんので予め Tools -> Charset... で選択してから開いてください。先に開いてから選択し、Reload でも構いません。この機能は Tools -> Charset... -> Auto Detect by BOM から無効化も可能です。Reload 及び Save は、その時点で選択されている文字コードで行われます。予め開きたい or 保存したい文字コードに設定してからそれらの処理を行ってください。間違った文字コードで処理してしまっても、正しく設定してからやり直せば大丈夫です。

自動判別は以下の仕様です。

  1. 最初が EF BB BF なら UTF-8、FF FE なら UTF-16 LE として読み込む
  2. 違ったら BOM 無しと判断し、現在ユーザが設定している文字コードを見る
  3. UTF-16 LE 以外ならそのまま、UTF-16 LE なら Shift_JIS に設定する

改行コード

wstring 中の改行コードを変換する - わびさびサンプルソースで提供されているコードを基に、カスタマイズして使用しています。どの改行コードでも指定不要で読み込める他、バグなどで改行コードが混在したファイルでも、正常に読み込むことができます。読み込んだとき、最も多かった改行コード種をそのファイルの改行コードと判断し、Tools -> Newline Code... に設定します。保存前に別の改行コードに設定すれば、その改行コードで保存します。

行・列表示

wordwrap が無効であれば正しく表示されますが、有効になっていると折り返しも 1 行とカウントされます。行・列表示を参考にする場合は、 wordwrap を無効化することをお勧めします。Windows 標準のメモ帳でも、Windows 10 で改良される前まで wordwrap 有効時はステータスバーが無効になっていました。

動作要件

これは Windows CE 用ソフトウェアです。SHARP Brain PW-SH1 (Windows Embedded CE 6.0, Armv5TEJ) で動作確認を行っています。一部 SHARP Brain 専用の機能があります。

利用上の注意

製作者は、このプログラムの利用によって生じた、いかなる損害についても責任を負いません。

オリジナル版の規定に従い GNU General Public License の下で配布します。

ダウンロード

Releases からダウンロードできます。SHARP Brain では Armv4I 向けのものをダウンロードし、こちらの手順に従って導入してください。

ビルド方法

git clone --recursive https://github.com/watamario15/kn-memopad.git

によって submodule 込みで clone したのち、eMbedded Visual C++ 4.0 から .vcw ワークスペースを開き、左上のメニューで「KNMemoPad」を選択した状態でビルドします。