aozorahack/aozora2htmlのC#版です。
移植元v3.0.0準拠の実装をv1.0系統にしています。 挙動だけでなくメソッド名やテストもほぼ同じです。
v2.0以降はその限りではありません。
コマンドはaozora2html
です。以下のように実行します。
$ aozora2html foo.txt foo.html
こうすると、青空文庫記法で書かれたfoo.txt
をfoo.html
に変換します。
また、青空文庫サイトで配布している、中にテキストファイルが同梱されているzip形式のファイルも変換できます。
$ aozora2html foo.zip foo.html
第1引数にURLを指定すると、そのURLのファイルをダウンロードして変換します。
$ aozora2html http://example.jp/foo/bar.zip foo.html
第2引数を省略すると、ファイルではなく標準出力に変換結果を出力します。
$ aozora2html foo.txt
コマンドラインオプションとして--gaiji-dir
と--css-files
、--use-jisx0213
、--use-unicode
、--check-newline
があります。
--gaiji-dir
は外字画像のパスを指定します。--css-files
はCSSファイルを,
区切りで指定します。--use-jisx0213
はJIS X 0213の外字画像を使わず、数値実体参照として表示します。--use-unicode
はUnicodeのコードポイントが指定されている外字を数値実体参照として表示します。--check-newline false
は改行コードのチェックを省略します。
可能な限り数値実体参照を使って表示するには、以下のようにオプションを指定します。
$ aozora2html --use-jisx0213 --use-unicode foo.txt
レポジトリ | 概要 |
---|---|
aozorahack/aozora2html | Rubyで実装されたオリジナル。 |
kurema/AozoraGaijiChukiXml | 青空文庫・外字注記辞書【第八版】のXML形式。 |
kurema/JISX0213Table | 派生レポジトリ。本プロジェクト用JIS X 0213テーブルを別レポジトリに分離したもの。ただしライブラリの分割はしない。 |
MIT
CC0にすることも考えましたが、依存ライブラリの関係でどちらにせよ著作権表記の省略はできません。