RA MCU向けMicroPythonの使い方

• MicroPythonの実装をRenesas RA MCUに移植したものです。
  • RA4M1 (48MHz Arm Cortex-M4) および RA6M2 (120MHz Arm Cortex-M4) をサポートしています。
  • 対象のボードは、 RA4M1_Clickerボード、 EK-RA6M2ボードです。
  • RA4W1 (48MHz Arm Cortex-M4) のEK-RA4W1ボード および RA6M1 (120MHz Arm Cortex-M4) の EK-RA6M1 ボードにも移植してありますが、未テストです。
• 移植した機能は pyboard の一部です。
  • 使い方の詳細については、リリースページのHTMLドキュメントを参照ください
  • RA board用のrabモジュールはpybモジュールの別名として定義されています。
  • ただし、Hardware Timer, PWM(Servo), USB, CAN, WDT...は未実装です。
  • Pyboardの一部のモジュールのパラメータが実装できていないものがあります。
  • MicroPythonのその他のMCU向けの実装とはモジュールが異なります。

用意するもの

• Windows 10が動作するPC

  • ターミナルソフトウェア_ここではTera_Termを使用します。

• 対象のボード

  　あるいは　

• USBシリアル変換_ケーブル

  

• その他ガジェット
  • MAX7129_8x8_LED_Matrixボード
  • NeoPixel_Ring_12個
  • ...

ファームウェアの書き込み方法

• リリースページからプリビルドされたイメージファイル（Hexファイル）をダウンロードします。

• J-Link Software and Documentation packをダウンロードして_PCにインストールします。

  

• J-Flash-Liteプログラムを実行します。

  
  

  

• ターゲットのデバイスを選択して ターゲットボード用のHEXファイル（firmware.hex）を指定します。

  BOARD	DEVICE
  RA4M1 Clicker	R7FA4M1AB
  EK-RA6M2	R7FA6M2AF
  EK-RA4M1	R7FA4M1AB
  EK-RA6M1	R7FA6M1AD
  EK-RA4W1	R7FA4W1AD2CNG

• Program_Device のボタンを押して HEXファイルをターゲットデバイスに書き込みます。